子供の自殺増加に関して

読売新聞より
子供の自殺増加 見守り体制の充実が急務だ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200517-OYT1T50117/

 

自殺者の総数は年々減少しているが、
10代の自殺者が増えている。

 

●年齢階級別自殺者数の年次推移(10~19歳を抜粋)
令和 1年:659人
平成30年:599人
平成29年:567人
平成28年:519人
平成27年:553人
平成26年:536人
平成25年:545人
平成24年:586人
平成23年:620人
平成30年:551人
引用:令和元年中における自殺の状況
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R02/R01_jisatuno_joukyou.pdf

 

原因の一つとして、

子供は大人と比べて生きるための環境を変えづらいことが挙げられる。

 

大人は、転職をすれば生きる環境を変えることができる。
この10年くらいで転職に対するハードルはだいぶ下がった。
自分に合わないと思えば、働く場所を変えることができる。

 

子供の場合、学ぶ場所を変えることは容易ではない。
子供の判断だけで在校先を変えられないのが現状だろう。

 

転職のようにはいかないけれども
学ぶ場所をもっと変えやすくしても良いと思う。
学校に通わなくても勉強ができるように
オンラインの授業を拡充するなど。

 

ストレスから逃避できないと悟ると、自殺に誘引される。
安心できる居場所を確保することが重要だ。